日本一の日照時間(年平均2,257時間)を誇る町,山梨県北杜市の発注で、太陽光発電設備を市内複数の小中学校(全21校)に設置する工事を施工しました。 北杜市の公募型プロポーザルに、東光電気工事と松下産業でJVを組み応募した結果、太陽光発電設備を学校教育に利用する仕組み(サーバーに蓄積された発電量や気象データを活用し環境学習に生かす事などできる)提案内容が高く評価され受注につながりました。
2011年3月4日(金)高根清里小学校 屋上見学スペースにて「北杜市立小中学校太陽光発電設備 完成式」が開かれました。北杜市長、教育委員長、学校長、市議会議長他参加されました。屋上太陽光発電設備見学スペースにてテープカット、市長によるパワーコンディショナー稼動スイッチ入力、建設経過報告、市長挨拶、祝辞、校舎内のモニター見学等が行われました。 当日のパンフレットによると、年間予想発電量は、同市全21校、給食センター1棟併せて1,051,200kWh。年間583.416Kg-CO2を削減できる効果がある予測で、北杜市の木である「赤松」837本分が、一年間に吸収する二酸化炭素量と同等になるそうです。
所在地 | 山梨県北杜市 |
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発注者 | 山梨県北杜市 |
設計 | 株式会社松下産業一級建築士事務所 |
施工 | 東光電気工事株式会社・株式会社松下産業JV |
建物用途 | 小・中学校の太陽光発電設備設置 |
構造・規模 | 北杜市立小中学校全21校のうち13校施工(13校合計発電量565KW) |
竣工 | 2011年2月 |
写真 | 株式会社松下産業 |